Japanese Institute for Public Engagement
学習時間を確保することが困難な状況です。本プログラムのためにどの程度、時間が必要でしょうか?参加者、メンターともに時間の見積もりを教えてください。
特にSMDプログラムのために時間を要することはありません。
下記のFAQのQ3に掲載のとおり、通常の人材育成計画にあわせた定期的な面談による育成評価の際に定型書式に記録していただくプログラムですので、特にこのために時間を要することはありません。
また、メンター(一般的には職場上長)に要する時間・業務内容についても上述のQ3をご参照ください。
参加を検討しましたが、アカデミアの教育現状から考えて少し敷居が高く、応募は見送ることにしました。
一度、事務局 admin@ji4pe.tokyo までご相談ください。
案内を読むと実際にどういうassignmentがあるのかがあまり具体的に把握できません。使用する教材などはあるのでしょうか。
参加登録後、参加者・メンターへの評価方法トレーニングをオンラインで行い、使用する評価書式や具体的な判断基準等についてその際に詳しく説明を行う予定です。
例えばPharmaTrainの受講が必要になるのでしょうか。必要な場合は受講料も支援があるのでしょうか。
下記のFAQのQ5をご参照ください。
アカデミアの視点からいうと、このプログラムに参加して認定された場合のメリットは何になるのでしょうか。動機付けとしての特典があればお教えください。
個人のCompetencyが職場内外に「見える」ようになることで実質的なQualificationとして評価されるかと存じます。
特にアカデミアでは、単なる治験の受託だけでなく、医師主導で戦略的に開発を進められる部門でスペシャリストがいるというアピールができることはメリットかと考えます。
A1.
今回のプログラムでは、開発の部分的な業務だけでなく、該当するドメイン全体に求められる業務全般について戦略的なリーダーシップを発揮できる方々を特にスペシャリストとして評価します。たとえばドメイン2の臨床開発ではモニタリングだけでなく、臨床開発方針のプランニング、試験の計画と実施、プロトコル・CRF・IC等の文書作成、施設選定、統計解析計画書関連、文献レビュー、試験結果の解釈など、臨床開発全般にわたる様々なコンピテンシーについて評価します。
従って、現在従事している業務だけでなく今後数年間の職場での育成計画に沿って多様な研修を受けることで、そのドメインの専門家に成長するために努力する方、また職場から期待されている方が対象となります。
各ドメインに求められているコンピテンシーの詳細については、JAPhMedのWebにリンクを掲載しているIFAPP文献をご一読下さい。
A2.
上記A1でお示ししておりますとおり、院内コーディネーターの方の場合でも、個々の治験や臨床研究についてだけでなく、開発方針の立案から最終目標達成までに必要な各種の試験研究を盛り込んだポートフォリオの作成、全体の進捗管理や危機管理など、様々な面でのコンピテンシーが評価対象となります(いわゆるコーディネーターとしての上級レベルを目指すシニアCRCコースではありません)。
特に、近年増えてきた医師主導治験においても、該当する治験だけでなく、薬機法承認を見据えた戦略的な臨床開発ができるようになるまでの育成計画とそれに従った成長が期待される方の御参加をお待ちしています。
A3.
基本的には、通常の職場で年間スケジュールに従って実施されている定期的な評価者面談や育成計画の作成と実施、中間・期末の人事考課など、特にこのプログラムに参加するからといって追加で実施していただくイベントはありません。ただ、評価の際にはSMDプログラムで定めるコンピテンシーの評価項目をチェックリスト的にご利用いただき、定期的な面談を通しての進捗管理・軌道修正などの状況を定型書式にて共有いただく予定です。
メンターと事務局とのコミュニケーションの頻度としては、
(1)初回登録時のメンター研修を受講いただき(オンラインで30分から1時間程度の見込み)、
(2)初期評価結果と育成計画の提出後は、
(3)計画に従って適切なインターバルで定期的に参加者とメンターとで協議しながら育成し、
(4)年度毎に評価結果を提出いただく予定です。
事務局より順調な進捗であることをお伺い(定例モニタリング)する場合は、特に問題のない限りメールでの連絡を基本とします。
A4.
このプログラムでは職場での育成を基本としています。従って、このプログラムに参加するからといって、特定のセミナーや研修を受講いただく必要はありません。通常の職場での人材育成と同様に、初期評価の結果に応じた育成計画を立てて、足りない知識や経験していない技術については参加者がメンターと協議のうえで目標達成までの予定期間内に様々な機会でコンピテンシーを獲得していただければ十分です。
このプログラムでは、定型のコンピテンシー評価項目に沿った点検の結果と、ギャップを埋めるための育成計画の経過を共有いただき、目標を達成したと判断されたら認定を発行します。これらの情報を共有いただく定型書式についてはプログラムガイド[pdf]を参照して下さい。参加登録後に書式ファイルを配布予定です。
A5. プログラム参加費以外に必要な費用はありませんが、初期評価の結果に応じて職場での育成計画をたてる際に、メンターの判断によっては職場外のセミナーやワークショップへの参加を計画に組み入れることが想定されますが、その場合もあくまで通常の職員育成計画として対応いただき、特に事務局から受講を指定するものではありません。
A6. 参加できます。プログラム導入時の評価方法のトレーニングや、年次評価時の第三者評価専門家との面談を行う際は、オンラインで実施します。
A7.
このプログラムでは、医薬品開発業務に対するコンピテンシーをジェネラリスト、スペシャリスト、エキスパート、と3段階に分けた場合の、スペシャリストに対する認定を行います。参加のための4要件のうち、特に
1)ライフサイエンスやヘルスケア分野での教育を受けていることと、
2)製薬企業、医療機関および大学などで医薬品の研究・開発に従事していること、
を前提としているとおり、プログラムへの参加にあたっては、既に大学での教育や卒後の社内業務を通して医薬品開発のジェネラリストとしての知識や経験を備えていることを求めています。
そのうえで、職場での育成計画に沿ってスペシャリストとしてのコンピテンシーを得ていく過程をプログラムとして共有していくため、所要年数としては2年から4年ほどの参加期間を想定しています(新卒者や転職者など、参加時点での経験値に応じて目標とするレベルのコンピテンシー達成までの所要期間も異なるため)。その後さらに研鑽を積んで、特定分野での熟練者(エキスパート)へと成長することも期待されますが、このSMDプログラムで対象とするのはスペシャリストとしての段階です。
Question | Answer | ||
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Q1 | 平日の夜にオンライン開催とありますが、仕事で受講できなかった回の録画にアクセスできますか? | A1 | 毎回録画しますので、開催年度内であれば録画にアクセスできます。 |
Q2 | 多くの講義がありますが、何割ぐらい出席できればよいのでしょうか? | A2 | 出席率ではなく、毎回出題されるミニ・テストやコース終了時に行われる試験(Cコースではモジュール終了時も)で評価しますので、受講予定のすべての講義(録画の利用を含む)を受講して試験等に対応してください。 |
Q3 | 6つのモジュールを全て受講する必要があるのでしょうか? | A3 | モジュール単位での受講も可能ですので、ご自身にとって必要と思われるものを選択して受講することもできます。ただし、体系的な学習の履修証明としての修了証書は6モジュール全てを選択された方に限定しています。 |
Q4 | 受講者が欠席の場合、代理参加者が受講することは可能でしょうか? | A4 | データセキュリティ等の観点から受講者本人以外の参加は認められません。欠席された講義については、録画を利用して受講してください。 |
Q5 | 学習コースを中断した場合、コース参加費は返金されますか? | A5 | 一度ご入金いただいた参加費は返金できません。 |
Q6 | スカラーシップの受給をうけて学習コースに参加し、コースを中断した場合、どうなりますか? | A6 | 受給されたスカラーシップは、全額返納いただきます。 |
Q7 | 講義に遅刻や早退した場合の対応について教えてください。 | A7 | オンライン録画で内容を学習し、テストにも対応してください。 |
Q8 | 学習コースの受講にあたり、必要な準備はありますか? | A8 | 講義はWeb会議形式(Bコースではe-learningも)で行われるため、コンピューター等の端末およびインターネット環境が必要です。 |
Q9 | 講義では、どのようなオンライン会議システムが使われますか? | A9 | Zoom Meetingを使用します。 |