ji4pe.tokyo

PE Expert C course

Japanese Institute for Public Engagement

PE Expert C course 概要

Cコース第2期受講生の談話から

PE Expert C course 第2期(2022年1月-12月)をライブ受講した方々の談話が出版されました。[PDF file]
*雑誌『Clinical Research Professionals』(CRP)の発行元 (株)メディカル・パブリケーションズの了解を得て掲載




第1期受講生アンケート結果はこちら



製薬医学とは?

製薬医学(Pharmaceutical Medicine)とは、患者のベネフィットと社会の健康のために医薬品の創薬から市販後にいたるまでのプロセスを考える医科学の専門領域です。国際製薬医学会(IFAPP: International Federation of Associations of Pharmaceutical Physicians and Pharmaceutical Medicine)は1975年の創立以来、世界各国の製薬医学会を支部組織として製薬医学の普及啓発に努めています。日本では日本製薬医学会(JAPhMed: Japanese Association of Pharmaceutical Medicine)がIFAPPの日本支部としてIFAPP創立以来、共に活動してきました。

近年の医療ニーズの変化や多様化を反映して新薬開発にも様々な業種からの参入が相次いでおり、医療機器とのコンビネーション、再生医療、アプリやVirtual Reality等のICTを利用した治療戦略などが活況を呈しています。また、患者中心の医薬品開発への期待から、開発から市販後までの各段階で患者と市民の参画を推進する動きもあり、これらの新たなプレーヤーに対する教育研修の機会提供は製薬医学の普及啓発に最も重要です。

IFAPP : https://ifapp.org

JAPhMed : https://japhmed.jp



教育コースの背景

製薬医学のプロフェッショナルを育成するために教育研修は欠かせません。IFAPPでは教育カウンシルを中心に各国の教育制度の標準化に必要なシラバスやカリキュラムの制定をリードし、EUのIMI事業として誕生したPharmaTrainプロジェクトではEUをはじめとする各国の製薬医学教育コースの標準化が進みました。日本でも大阪大学と日本製薬医学会が共催する製薬医学教育コースが国際認証を受けています。

当法人では2020年8月より、コンピテンシー評価に基づく人材育成(Dコース)を推進する一環として製薬医学のオンライン教育を提供しています。

IMI : https://www.imi.europa.eu

PharmaTrain : https://www.pharmatrain.eu

製薬医学教育コース : https://japhmed.jp/education



Cコース参加申請書はこちら

シラバスv2.0和英対訳[PDF]


C
C course Module composition
Section 教育シラバス v2.0 Module モジュール講義内容
1 創薬 1 ・序論
・創薬と開発計画の基礎
2 医薬品開発:計画
3 非臨床試験 2 ・非臨床試験からヒトでのPOC (Proof of Concept) へ
・探索的臨床開発
4 製剤開発
5 探索的開発(分子からPOCまで)
6 検証的開発:戦略 3 ・検証的臨床開発
・臨床試験
7 臨床試験
8 倫理と法的課題 4 ・倫理と法的課題
・生物統計学
9 データ・マネジメントと統計
10 薬事 5 ・薬事
・安全性、ファーマコビジランス
11 医薬品の安全性、ファーマコビジランス、薬剤疫学
12 情報、販売促進、教育 6 ・医療の市場と経済学
13 保健医療の経済学、医療経済学、薬剤経済学

マークは日本臨床薬理学会の認定CRC制度の承認を受けている講義です。

Cコース 第4期講師担当表 [2024.4.1 update]
Cコース 第4期講師プロファイル [2024.4.1 update]

[2022年10月1日] WATCH VIDEO
PE Expert C course *試聴版 [3m34s]

PE Expert Cコースの講義試聴版です...




C-course 修了者


Cコース第1期[2020.10-2021.9] 第2期[2022.1-2022.12]の修了者は以下のとおりです。今後のご活躍を祈念いたしております。

修了者 All List
C
C.開発基礎知識コース:業界・アカデミア、その他向
  第3期2023年4月-024年3月開講予定分の概要
  (第2期開講中の受講申込は事務局までお問い合わせください)
  • 目 的:創薬から市販後までの全過程を理解し、開発者の視点から行動するために必要な知識の学習
        ・患者や市民の視点でのLearning outcomesを共有し、患者中心の医薬品開発に貢献する人材を育成
  • 対 象:医薬品開発と使用に関心のある方 ※業種・資格・経験は不問
  • 人 数:20人程度(最大40人まで)
  • 日 時:2023年4月-2024年3月の平日夜間(午後6時半-午後8時)
  • 回 数:90分×16講義(=1モジュール) × 6モジュールの通年連続開催 1講義=90分、全講義=8,640分(144時間)
  • 講 義:PharmaTrain/IFAPPの製薬医学教育標準シラバスに準拠
  • 講 師:業界・アカデミアの開発経験者
  • 特 徴:
     ・Zoomでのライブ講義(e-learningではない)
     ・随時、手上げやチャットで質問でき、ディスカッションに参加できる
     ・アーカイブへのアクセスで講義資料や録画を視聴して何度でも復習できる(欠席した講義も視聴できる)
     ・聞きたいモジュールだけの選択受講もできる
     ・出席率とテストの受験結果により修了証書が発行される
  • 参加費:A) 法人研修としての受講(6モジュール受講のみ:単回講義・単独モジュールの受講ではB)に準ずる)
    申込期限別 法人種別 参加費
    A) 早割 (開講の3か月前までの申込)  企業 369,600 
     大学・医療機関 147,840 
    A) 定価  企業 528,000 
     大学・医療機関 211,200 
  • 参加費:B) 個人としての受講(所属する法人からの参加費支援が無い場合)
    受講単位 参加費* 備考
    1講義 5,500   講義数に応じて参加費を算定、参加証明書は発行しない
    1モジュール 22,000   モジュール数に応じて参加費を算定、受講実績に応じて参加証明書を発行
    6モジュール 99,000   受講後のテスト対応実績に応じて修了証書を発行
    *注:B)での受講では法人宛領収書は発行できません

Cコースの詳細・申し込みはこちら
Cコース(開発基礎知識コース)概要
module PharmaTrain シラバスV2.0
1 1 Discovery of Medicines 創薬
2 Development of Medicines: Planning 医薬品開発:計画
2 3 Non-Clinical Testing 非臨床試験
4 Pharmaceutical Developmen 製剤開発
5 Exploratory Development (Molecule to Proof-of-Concept) 探索的開発(分子からPOCまで)
3 6 Confirmatory Development: Strategies 検証的開発:戦略
7 Ethics and Legal Issues 倫理と法的課題
4 8 Clinical Trials 臨床試験
9 Data Management and Statistics データ・マネジメントと統計
5 10 Regulatory Affairs 薬事
11 Drug Safety, Pharmacovigilance and Pharmacoepidemiology 医薬品の安全性、ファーマコビジランス、薬剤疫学
6 12 Information, Promotion and Education 情報、販売促進、教育
13 Economics of Healthcare, Health Economics and Pharmacoeconomics 保健医療の経済学、医療経済学、薬剤経済学

Information for all courses

PE Expert ALL courses 各コース共通



A
A course

患者・市民のための人材育成コース(イントロコース)

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B
B course

組織リーダー育成コース
主に患者・市民向

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C
C course

開発基礎知識コース
業界・アカデミア、その他向

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D
D course

開発専門家コース(SMD認定)
業界・アカデミア向

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E
E course

倫理審査委員育成E(Ethics)コース
[2022年4月開講予定]

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オンラインコースのよくある質問
PEエキスパート : FAQ
Question Answer
Q1 平日の夜にオンライン開催とありますが、仕事で受講できなかった回の録画にアクセスできますか? A1 毎回録画しますので、開催年度内であれば録画にアクセスできます。
Q2 多くの講義がありますが、何割ぐらい出席できればよいのでしょうか? A2 出席率ではなく、毎回出題されるミニ・テストやコース終了時に行われる試験(Cコースではモジュール終了時も)で評価しますので、受講予定のすべての講義(録画の利用を含む)を受講して試験等に対応してください。
Q3 6つのモジュールを全て受講する必要があるのでしょうか? A3 モジュール単位での受講も可能ですので、ご自身にとって必要と思われるものを選択して受講することもできます。ただし、体系的な学習の履修証明としての修了証書は6モジュール全てを選択された方に限定しています。
Q4 受講者が欠席の場合、代理参加者が受講することは可能でしょうか? A4 データセキュリティ等の観点から受講者本人以外の参加は認められません。欠席された講義については、録画を利用して受講してください。
Q5 学習コースを中断した場合、コース参加費は返金されますか? A5 一度ご入金いただいた参加費は返金できません。
Q6 スカラーシップの受給をうけて学習コースに参加し、コースを中断した場合、どうなりますか? A6 受給されたスカラーシップは、全額返納いただきます。
Q7 講義に遅刻や早退した場合の対応について教えてください。 A7 オンライン録画で内容を学習し、テストにも対応してください。
Q8 学習コースの受講にあたり、必要な準備はありますか? A8 講義はWeb会議形式(Bコースではe-learningも)で行われるため、コンピューター等の端末およびインターネット環境が必要です。
Q9 講義では、どのようなオンライン会議システムが使われますか? A9 Zoom Meetingを使用します。